東京の感染者数、一気に1337人！

どうなっちゃうんだろう…。

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レコ大はLiSAですか。「鬼滅」の一年でしたね。見た事ないけど。

鬼だけでなくコロナウイルスも滅してﾁｮﾝﾏｹﾞ。

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読書感想文がたまっています。

年内に一気に片付けてしまいましょうかね。

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桂 望実「嫌な女」

初めての作者でしたが、面白かった。

NHKの朝ドラのような時間軸の長さ。主人公が20代で就職してから70過ぎまでを、飛び飛びに八つからなる章で紡いでいく。

それぞれの章において結論はあえて書かないところが、余韻を感じさせて実にいい。

こないだの「三度目の殺人」では結論が書かれないのが尻切れトンボ感だったけど。

長いスパンで描いているからこそ、主人公が人間的にも成長して円熟味を増し、本心から嫌っていた筈の「嫌な女」である幼馴染みの遠縁である女性との関係性が徐々に変化していくのも、ジワジワと、いい。人間、歳を取るのも悪くないと思わせます。（主人公は必ずしも順風満帆な人生でもないかもしれませんが。）

クライマックスは最後の方の手紙だろうなぁ。

ちょうどその辺りでタイミングよくウォークマンのヘッドホンからはMISIAが「ずぅうぅっと～、ずうっと大好き～だよ～♪」と熱唱し、映画のワンシーンのように盛り上げる。電車の中でしたが目の前が曇ってくるのを止められず、マスクの隙間から息を上に吐いてメガネを曇らせてごまかしました。(^^;

やられたなぁ、うまいなぁ。でもいい話でした。この人のはまた読んでみたいな。

どうでもいい話ですけどね、「どうぶつのり」

懐かしかった。

（フエキ糊工業って会社で作ってるのね、いまだに！）