今週末は参院選の投票日になります。

過去最多となる22人の候補者が立った神奈川選挙区、多様なポスター掲示の様子は「カナロコ」のサイトをご覧いただくとして、

NHKの「参議院選挙2022特設サイト」をのぞいてみました。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/

「ボートマッチ」というコーナーがあります。

「質問に答えていくことで、あなたと候補者の考え方の一致度がわかります。というもの。

試してみましたが、まぁだいたいそうだろうな、という結果でした。

「候補者アンケート」では上の「ボートマッチ」のベースとなる、NHK独自のアンケートに対する候補者ごとの回答が掲載されています。

選択肢には「回答しない」もあります。国民の代表を選ぶ選挙ですからね、自分の旗幟を明らかにするためにこの選択肢は極力選ばない、逃げないのが本来のあり方だと思いますが、明らかにこの選択が多い候補者が何人か（神奈川選挙区）。

・三原 じゅん子

・萩山 あゆみ

・藤沢 あゆみ

・秋田 恵

三原じゅん子なんかハッキリしてる方だから本来は考えを持っているけどあえて回答しなかったんだろうな。皇室の今後のあり方なんか2問とも「回答しない」。なにを隠してるかな。恥を知れ。笑

ダブルあゆみは泡沫候補、何の考えも無いんでしょう。供託金取り返せるのか？

「秋田 恵」ってのは元川崎市議だったそうで、なんで鞍替え？と思ったら、なかなかに問題のある人物らしく、いろいろ出てきました。

「市外転出の疑い」
（東京新聞WEBニュースはこちら）

「不適法な支出があったとされた政務活動費の返還請求に応じておらず」

（同上こちら）

「男性占い師に政務活動費711万円を注ぎ込んだ疑惑の“不思議ちゃん”女性市議」

（Yahooニュースはこちら）

なんなんだ、こいつは。

今のままではいけないと思っている時、迷ったときは

・年配者より若い人

・男性より女性

を選ぶのも一つの考え方だと思っていますが、ゆらぎます。

最近、参院はいっそ立候補者から選ぶ形ではなく、国民を対象にした抽選でもいいのでは？なんて意見を時々聴くようになりましたね。

（ここ 「パオロ・マッツァリーノ公式ブログ」とか）

確かに裁判員制度だって最初は賛否両論あったけどなんだかんだと続いているし、案外いいかも。党利党略に拘束されないで。

ま、とりあえず今回は候補者の中から選ばんとね。

さっきのNHKアンケートにもあった項目だけど、今回の参議院選挙の最大の争点、「経済対策」と回答している候補者が多い。

私はむしろここは「社会保障」だと思うんですよね。

とにかくみんな長生きリスクに怯えて金は貯めとかないといけない、使おうなんてマインド無くなっちゃってるんだから、小手先の経済対策をいくら打っても効果は限定的になると思います。ポイントだの給付金といったバラマキではダメ。

「自助」に加えて「二千万」と言われたら誰も使わないよ、金なんか。いつまで経っても「合成の誤謬」のまま。

とにかく老後は最低限、国がしっかり面倒見ます、だれ一人取り残しませんと言って、言うだけでなく実際に社会保障政策を立て直して安心させない限りはダメだと思う。

財源は内部留保と資産課税でﾖﾛｼｸ。消費税は必要だと思う。