一週間ぶりの出勤。早起きは辛いし涼しくなったようでもまだ暑く、職場に着くと汗ダラダラだけど、なんにせよ日常生活が送れるという事は、ありがたい。

　・・・

8/11、ホテルルートイン伊那インターにて起床

曇り空。だけど雲は低い感じだから山の上は晴れてるかもしれないし、いずれこの日は天気予報によればそう崩れない筈、晴れると信じて出かけましょう。（次の日に崩れる事は確定っぽいのですが。）

CX-30さんはまだいたけど電気アウディはいなかった。もしかしたら宿泊でなく、充電に立ち寄っていただけかもしれない。もしそうだとしたら不便な事ですね。

「御岳ロープウェイ」をナビにセットして出発。前の日と同じく「権兵衛トンネル」を通り抜けて御嶽へ向かいます。

国道19号を折れ、標高を上げるにつれて道幅も狭くなってきます、ロープウェイの看板もずっと所々あるので大丈夫な筈ですが、それにしても道が狭すぎる。おかしいな、大丈夫かなと心配になっていたら、なんとロープウェイの下を通過し、スキー場の中の道を「下って」ロープウェイ駐車場になんとかたどり着きました。

なんじゃい、こりゃ。

下側の県道473号上松御岳線の方を通っていたんですね。

「霊峰ライン」ってくらいで非常に雰囲気のある「霊場」の中を通過して、それはそれで楽しめたのですが。

とにかくすれ違えないような道幅とタイトなヘアピンの連続で、運転に気が抜けなかった。

ここの交差点で右に曲がって県道20号「御岳ブルーライン」が道幅広く、正解でした。

（ウチは左の道を直進した。）

ちゃんとロープウェイのホームページには説明があったんですけどね。

売店の方に聞いたら、やはり狭い道を案内するナビが多いそうなんですね。

マツコネだけでなく、Googleマップでもこの時は同じルートを出したので、すっかり信じ込んだ。

まぁ、実際すれ違いで苦労した訳でなし、距離・時間的にもほとんど同じっぽいからよかったけど。

クルマの入りはまぁまぁといったところ。夜のうちにひと雨降ったらしく、路面はところどころ湿っていました。

登山届を提出し、（高い）チケットを購入して乗り場に向かいます。

本日「山の日」という事で、長野県警が啓発イベントを実施中。関所をくぐって安全祈願。

ダムカードでなく「山カード」をくれました。

ちょうど真ん中やや左のスキー場のロープウェイで上がり、終点からほぼ真っ直ぐ上がって頂上の「剣ヶ峰」を目指し、その後右（北）方向へ歩いてちょい尖った「摩利支天」に立ち寄り、その右（北）にある「五の池小屋」に宿泊、という今回のコースプランです。

最初は左端の尾根ルートである田ノ原→御嶽神社コースを考えていたのですが、通行止めが残っていてそちらからは剣ヶ峰・五の池方面には抜ける事ができなかったので。

カードの裏面。ちなみに噴火警戒レベルはしばらく前から「1」で安定しているのを確認済み。

それほど待たずに乗車できました。

上がり始めると間もなく、雲が切れて頂上方面を望むことができました。このまま晴れてくれ！

貸切で乗せてくれたのですが乗車時間が案外短く（15分）、朝食のオニギリ二つを慌ててお腹に押し込みました。

ちなみに「御岳ロープウェイ」、私の年代物（1990年1月版）昭文社ツーリングマップには

なんと、掲載がありません。調べると1989年12月開業とするサイトがありました。タッチの差で地図に間に合わなかったのね。

バブルの頃だよねぇ。広島の瑞穂ハイランドとかと同じころか。

ちなみに今回乗ったロープウェイ（というかゴンドラリフト）も昔、整備不良による死亡事故を起こしているとか。

飯森高原駅で下車、標高は既に2,150m、ひんやり涼しい♪

手元のプロトレックの標高表示は2,010mで誤差140m。直すの面倒だからまぁいいかとスルーしたのが後で裏目に出ました。(^^;

おぉ、見事な雲海じゃ！

朝一番にホテルで期待した通り、雲の上は晴れでした。

スマホの山歩きアプリの行動をスタートさせましょう。

なんだよ「インターネット接続がありません」って。この画面から先に進まない。

そのための事前地図データダウンロードだろうによ。使えねぇな、YAMAP。

そんなこともあろうかとヤマレコにも入れてきたのでまぁいいですが。ヤマップはダメアプリ認定。シェアは高いらしいけど、私のiPhone12だけですか？

さて気を取り直して歩きますか。7:47。

ちなみにスキー場としての営業は終わっちゃってるんですね。どこも厳しい・・・。

初めはウッドチップが敷かれたなだらかな道。ウォーミングアップと高度順応にちょうどいい。

中の湯ルートとの合流点。帰りはここの分岐を見逃さないように。

間もなく「行場山荘」に到着。

雰囲気のある小屋ですね。「ちから餅」が名物のようですが、ウチはまだ歩き始めたばかりなので通過。

信仰の山です。

岩から木が生えてます。

登山道はどこも整備されており、狭かったり切り立っていたりという部分もほとんどなく、ある程度の体力と時間さえあれば安全に楽しめる、いい山だと思います。噴火さえなければ・・・。

時おり振り返りながら。

この辺りは樹林帯なので直射日光は当たらないものの、風通しは悪くて蒸し暑かった。久し振りに顔から汗を滴らせながら登りました。

8:55、八合目に当たる「女人堂」に到着。

ハムスター？！

荷物を降ろして休憩+給水。日差しは強いものの風が少し冷たく、シャツを引っぱり出して着込みました。

だいぶ上に見えるのは下のが石室山荘、上が九合目の覚明堂でしょうか。

ここから九合目まで1時間半ほどの所要時間、あそこまで行けば残りはわずかです。頑張って歩きましょう。

登山道の傍らに次々と。「六根清浄」と唱えながら歩きましょう。

白装束の方も何人か、お見かけしました。

手前の右にかけての山並みが木曽山脈、いわゆる木曽駒にかけて、その向こうの遠くの尖ったのは恐らく、甲斐駒かと。

今回も木曽御嶽にするか甲斐駒あるいは仙丈ケ岳にするかで迷ったのですが、ヨメさんの意見が通って木曾御嶽に相成った次第。

でもいつか行くよ、甲斐駒。いつも横（中央道）を通ってばかりじゃなくて。

（次回は頂上（剣ヶ峰）まで登ります。）

（山に入ってからはEXILIM ZR3200、少しだけiPhone12）