フルモデルチェンジされた日産エクストレイルに試乗してきました。

開口部の多い、アグレッシブ系の顔立ち。ちょっと「やり過ぎ」感あり。

（オプションパーツの装着故だった模様）

ボディカラーは上品かつ汚れが目立たなそうでいいな。

（「シェルブロンド／スーパーブラック」2トーンはオプション55,000円也）

タイヤはハンコック。銘柄は「ventus S1 evo3 SUV」、サイズは235/55R19。

デカいね。想像しただけで腰がやられそう。

カクカク系だけどトヨタのラブ4ほどじゃないか。

こちらの「G」グレードは電動ゲート装備

そこそこデカい車だからラゲッジは広いけど、床が高い。

ハイブリッド故のバッテリー搭載とかの関係でしょうか。床下収納はあるけど天地が薄い感じだった。

スキーで使う関係上、気になる荷室の奥行寸法は

助手席をそんなに後ろにしない条件下で180cmは確保されています。

斜めにすれば2m、まずじゅうぶんでしょう。

タンカラーの内装は華やかな雰囲気、ナッパレザーシートも質感高し。

（88,000円のOP）

ペダル配置はマツダに比べると左寄り。

基本的な配置はオーソドックス。センターのモニターが大きいな。

エネルギーモニター、こんなのを常時デカデカと表示させておく必要性は感じません。

こういう事を意識させないのが技術ってもんでしょ？あぁ、エンターテインメントですか、そうですか。

デジタルルームミラー。寸法は大きめなものの、写される範囲が狭い気がしたのは気のせいか？

さて出発。e-POWER車両なので走行はモーター。当然のように静かでスムーズ。ロードノイズも非常に抑えられており、静かです。前の型とは段違いなのは言うまでもなく、似たようなハイブリッド機構を備えるホンダ・アコードより静かだと感じました。

発電用エンジンが始動した際のノイズも気になりません。停止している際なら気付くけど、走行中なら気付かない程度。「ノート」ではエンジンがかかった途端、安っぽいノイズが盛大に響き渡り、しかも走行状況と関係なくわめきちらすので非常に気になったものですが、さすがに技術的にも車格グレード的にも大幅に進化しています。

VC-TURBOという、可変圧縮比の凝ったエンジンを搭載していますが、もはやエンジンの存在感が薄くてそのすごさがわからん。

試乗コースにはけっこうな上り坂も含まれていましたが、ここでも力強くスムーズに加速していきます。こないだの「ルノー・アルカナ」とも似たフィーリングだけど、エクストレイルの方が上質感がありました。

後半は同乗していた営業マン氏（女性だけど）が「ワンペダル」的なモードを試して下さいと切り替え。

これも昔のノートよりだいぶマイルドで自然なフィーリングになっており、これならペダルの踏みかえが少なくなってラクな面もあるのかなと。

総じて、非常にいいクルマに進化していましたね。

ガチャガチャした外観デザイン→オプションパーツ無しならそれほどでもないか、は好みではないですが、電動4輪駆動も非常に興味が持てます。

ただ昨今の例に漏れず、お値段も上方シフトしているのよね。

今回試乗した装備充実の「G」グレードで4WDだと449万9千円。

ナッパレザーシートやら特別塗装色やらを追加するとすぐに500万コース。

エクストレイルが500万か・・・。

試乗記念品にボールペンを頂きました。フリクションは仕事で使うので助かります。

笠間交差点そばに少し前に開店した新しいディーラーにお邪魔したのですが、大きくて立派でキレイでいいですね。

私がつきあってるマツダディーラー店舗、何とかならんのかな。あの倉庫みたいな店舗で500万のクルマを買う気にはなれんよ・・・。

（iPhone12）