こないだ夏休みに利用したばかりの「御岳ロープウェイ」、事業者が撤退決定、2023年シーズンは運行のめど立たず、だそうで。

（ヤマケイオンライン ニュースはこちら）

「2014年9月の噴火以降は利用者が大幅に減り、さらに2020年からのコロナ禍で利用者数が2万人程度へと半減、更に燃料・物価の高騰や施設の老朽化」と踏んだり蹴ったり、そりゃ大変だ・・・。

ロープウェイが使えなくなると中の湯ルートから1時間余計に歩く事になるのは仕方ないにせよ、中の湯の駐車場はそんなに広くない筈だから満車になりそう。

それか田ノ原・大滝ルートで剣ヶ峰まで行けるようになればいいけど。濁河まで回り込むのは面倒だよね・・・。

引き受け手が現れればいいですが。

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鹿島田真希「冥土めぐり」

初めての作者。単行本は字が大きくて読みやすいな～。

2作から成っています。

「冥土めぐり」は夫婦二人で一泊旅行をしながら、昔を振り返る話。

母親に決して受け入れられることが無さそうな男性と結婚することが、主人公にとっての母親への復讐だったのでしょうか。

私は幸い、まあ普通の範囲であろう両親のもとで育ち、じゅうぶんな教育も受けさせてもらい、感謝していますけどね、親の商売は継がなかった。

その頃は経営的には順調だったのですが、将来的にはどうなんだろうという部分もあったし、何より一番イヤだったのは、ほとんど休まずに店を開け続けた父親の働き方。

学校行事にもほとんど出てこなかったですよ、商売優先で。そこまでしなくても生活は成り立ったと思うのですが、彼にとっては仕事が純粋に楽しかったんでしょうね、やればやるほど売り上げが上がって。でも稼いでも使わず生活を楽しむことも無く。

商売を継がなかったのは復讐と言ったら言い過ぎ、「反抗」くらいですかね。

今の私が仕事はほどほど、大残業や休日出勤をしてまでガリガリやらず、趣味を楽しみながら生きているのも父の生き方を見ていた反動なのかもしれません。

若い頃はそれなりにガムシャラにやった時期もありますよ。山口の島にいた時は年に50日くらいしか休まなかったし。でも若かったせいか（結婚前）あまりキツイとも思わんかったな。あの頃が一番モチベーションが高かったかも。笑

ひたすら働いて使わずに金貯めとけば老後がラクなのは両親を見てわかっているのですが、最近はワーク・ライフ・バランス重視で。もっと地域貢献しないといけないんだろうけど。

2作目は「99の接吻」

同居する母親と4人の姉妹、女性ばかりの生活を描いています。こちらも父親不在。

こちらはまぁ、こんな世界もあるのかな、という感じで。

女の園、想像がつかんわ。私は男ばかり3人兄弟だったし高校は男子校、大学も男子が圧倒的に多い学部だったしトドメは就職先も女性が少ない業種でしたとさ。(+o+)