今朝は寒かったですね。

5度じゃ寒い訳だ。箱根と1度しか違わない。富士見町は氷点下だけど白馬は意外と冷え込んでないな。

志賀高原の一部のスキー場はオープンしたらしいけど、白馬はダメっぽい。今年は年末年始は滑れないかな・・・。

駅まで歩くうちに外側の足指が冷えて感覚がすっかりなくなりました。なんとかならんもんじゃろか、この足先冷え性。

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浜松市秋野不矩美術館を後にし、クルマは下の駐車場に置いたまま歩いて次の目的地へ。

道端のちょっとした隙間で咲いているのはバーベナでしょうか。

モミジとドウダンツツジ、紅葉の競演

「本田宗一郎ものづくり伝承館」です。

重々しい建物なのは昭和11年、二俣町役場として建てられたものだから。登録有形文化財として文化庁登録されているそうです。

入口のプランターのコスモス、丈は低いのに花がすごく大きかった。

入場料金は無料！です。

宗一郎さんの手は傷跡だらけだったそうです。

昔のバイクがたくさん

「ホンダC型」1949年（昭和24年）、エンジンおよび車体ともに自社で設計・開発したホンダ初のモーターバイクだそうです。部品のひとつひとつが手作りって感じ。

キャブレターがずいぶん下の方についてると思ったら2ストなんだ。96ccで3馬力。

スポーツカブとかベンリィ、今の目で見てもカッコいい。

気持ちよさそうですね

ホンダカブF型（1952年（昭和27年））のエンジン部分。

「エンジンが車体後方に取り付けられることにより、排気ガス中のオイルやガソリンによる衣服の汚れる心配がなく」というメリットはわかるけど、横の張り出しが大きくてカーブで擦りそう。そんなに傾けないか。

ちなみに2スト50ccで1馬力。それでも35km/h出たそうです。

2階に上がります。

宗一郎さんが実際に使っていたドラフターだそうです。技術一筋。

CVCCエンジンのカットモデルがありました。点火プラグが横からねじ込まれてる、あのあたりが副燃焼室か？

そのようです。（図はホンダ公式サイト「語り継ぎたいこと」より）

画が上手なのに驚き。手先の器用さと感性の豊かさがあったんでしょうね。

ユーモアもあり

モノづくりで人々の暮らしを豊かにし世界に貢献できるって、本当に素晴らしい事だな。

それに引き換え私の仕事はﾌﾞﾙｼｯﾄ

もっとゆっくり見たかったのですが、次の予定があるので切り上げます。

再び1階に降りてショップコーナーへ。

たくさんあるな。プラモデルも色々。見てると欲しくなるけど、また塗料とか筆とか一から揃えるの大変だから止めとこう。

代わりに買ったのはこちら。

えぇ、檜のいい香りにノックアウトされて。

すぐ隣の神社もいい雰囲気だったのですが参拝する時間もなく。近くには若き日の宗一郎少年が早弁するために定刻より早くついた（！）という鐘もあるそうです。

アテンザで向かったのは昼食

ウナギ料理の名店「納涼亭」

予約しておいたので遅れる訳にもいかず。

「本田宗一郎かるた」だって。

「ハママツ号　多摩川レースに初出場」とか

「懐かしい　乗って喜ぶ　カーチス号」とか、昨年見に行った「多摩川スピードウェイ」ですね。

高速道路もなかった当時、どうかすると舗装すら怪しい道路を自走ではるばる遠征してレースに出場していたんでしょうね。情熱のなせる業。

ウナギ屋さんにまで昔のホンダ車が。

ベンリィJC型　1956年（昭和31年）、4スト125ccで7馬力、当時の販売価格125,000円だそうです。

大卒初任給（公務員）が8.700円だそうですから、14.4か月分。

令和3年度地方公務員給与の実態によると、地方公務員（一般行政職）の初任給は大卒で平均187,623円だそうですから、14.4かけると270万円。今のマツダロードスターの一番シンプルなグレードが税込みでちょうど270万円。

予約しておいたので1階の角、天竜川を見渡せる一番いい席に通されました。ちょうど天竜川が大きく蛇行する外側に位置しています。

料理を待つ間、外を眺めていたらカラスがたくさん集まってきました。

カラスだけど普段よく見るのよりひと回りスリムだと思い、調べたら「ハシボソガラス」らしく。

日本野鳥の会のサイトによれば「河川敷のような開けた環境を好む。 ハシブトガラスよりくちばしが細い。」だそうで、間違いないでしょう。

来ましたよ～。ここまで来て少々ケチっても仕方ないので奮発して「うな重セット」4,400円。牡蠣にエビのフライまでついて豪華じゃ。

うなぎはふっくら柔らか、味付けも濃くなくて全体に上品な感じ。美味しかったです。

刺身は2種類、白身の方はコリコリした歯触りがあってかわってるなと思ったら、鯉の洗いだそうで。なるほど。

私の生まれ、山梨でも鯉は食べるな。

こんな雰囲気の席でした。

向こうの橋梁を天竜浜名湖鉄道の車両が渡っていきます。残念ながら手前の自動車用の橋が邪魔していてよく見えない・・・。

（もう一回、続く）

（ほとんどiPhone12、望遠だけEXILIM ZR1600）