寒い日が続きます。雨よりはいいけどね。

高速道路はどこもUターンで大渋滞、中央道上りも夕方には19kmになったそうで。

ウチは一足早く帰ってきたのでセーフ。

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TBSテレビ「バナナマンのせっかくグルメ！！」で私がよく行く大船のコーナンが「日村ロボ」設置場所として登場。半分表の園芸コーナーね。

ここで聞いても本当の鎌倉のお店は出てこないんじゃないかと思っていたら案の定、大船のウナギ屋さんでしたね。前の道はしょっちゅう通るけどまだ行った事ない。(^^;

佐藤健さんと井上真央さんが訪れていました、小さいお店だとは思っていたけど本当に狭かった。だから配達に力入れてるんだね。

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佐高信「人生のうた」

アップは年を越しちまいましたが読んだのは昨年の最後の一冊。

佐高さんと言えば政治経済といった固めの分野で「辛口」で鳴らす評論家といったイメージですが、本作はそんなイメージとは程遠い、人生について考える、しみじみ深い系のエッセイ集。

ご本人曰く「むしろ、こちらの『人間賛歌』が私の本領」だそうですが。

「うた」とは短歌や俳句、詩を指しているんですね。

教養が足りないもので短歌はよく理解できず、前半はイマイチ楽しめなかった。

各章に見事な毛筆で短歌がしたためられています。佐高さんの書かと思ったら御父上だそうで。書家だそうですよ。もう達筆すぎて全然読めんのよ、えぇ教養がないので。

後半部分、全285ページの内、142頁から後だから本当に半分だな、は斎藤たまいさんという、市井の歌人を追いかけているのですが、この章「人賢くて神を求めず」が一番、楽しめた。

ここだけ毛色が違うなと思ったら、最初はこれだけで一冊にする予定だったそうで、納得。

「聖公会」の事が歴史的に詳しく記述されており、理解が深まりました。

「学校で言えば立教学院、病院で言えば聖路加病院」が聖公会系なんですね。

明治の時代に「世界最高水準の医療サービス」を実現する病院に必要な資金は現在の貨幣価値で百数十億円だったそうで、それをほとんど米国民間人からの寄付で賄うという途方もない計画だったそうで、その信仰の強さには畏れ入るしかない。

あと忘れてはいけないのが「清里の父」ポール・ラッシュ。

単に清里にリゾートを作った人じゃありませんよ。

昭和12年と言えば日中事変、翌13年には国家総動員法を公布といった、戦争に向かってまっしぐらという時代、そんな頃にもカリフォルニアで日本のために募金活動を行ったそうですが、「ジャップのためになぜアメリカがカネを出さなきゃいけないんだ」と怒りの声をあげられたのもむべなるかな。

そこまでして日米の架け橋となり、日本のために尽くしてくれた、本当に頭が上がらん。

こないだ見にいった「聖アンデレ教会」に納骨されているそうで、知らんかった。そんな解説あったかなぁ。澤田美喜さんの名前が出てきたり、色々つながります。

振り返って自分、こないだの水野敏也「夢をかなえるゾウ」 でもそんな話があったけど、もう少し世の為人の為も考えんといけんなぁ、そろそろ。