能登半島地震、石川県の死者数は84人まで増えましたが、まだ安否不明が79人あるそうです。「72時間」が経過したものの、一人でも助かる事を祈ります。

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今日で休みも終わり、明日は仕事です。ま、一日行けばまた休みなのですが。

例年より長い休みだたのですが、震災があったり繰り越した仕事が気になったりとか、年が明けてからは完全に気分が休まらなかったですね・・・。

そんな気分だったし少し風邪気味だった事もあり、今日も遊びには行かず、録り溜まったTV番組を消化。（撮り溜まった写真とネタも片付けないといけないのですが。(^^;）

昨年7月15日（！）に放映されたNHK「こころの時代　問われる宗教と”カルト”」

なかなか深い討論で理解しきれない部分もあったのですが、それでもいいって事も提起されていたと思います。

正月の朝日新聞紙面でも「ネガティブ・ケイパビリティ」の特集記事がありました。

ネガティブ・ケイパビリティ、Googleで検索したら

「事実や理由をせっかちに求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」だという。 普段、能力という言葉は、理解、解決、対処などに使われ、私たちはそれらを身につけようと努力している。 また、人間の脳には、物事を「理解」しようとする傾向もある。 そして、性急な証明や理由を求めがちだ。」と出ました。

分からない状況って、辛いし疲れるんですよね。持ち越した仕事を抱えている状況なんかまさにそうで。でも安易で浅い結論に走らず、耐えていく事も必要なんでしょう。

内田樹センセも前から言ってますね、わからないことはわからないままにしておく態度も必要なんだって。

9月29日放映「沈黙ーサイレンスー」2016年アメリカ作品、スコセッシ監督

2017年2月に横浜の映画館で観賞した作品です。遠藤周作原作。

正月早々の大地震って、「神の不在」そのまんまじゃねぇかって気がしちゃいますよね・・・。

11月7日放映、NHK「思考のオルタナティブ　ヒース編」も示唆に富む内容でした。

「世界サブカルチャー史」のスピンオフ企画なのね。

「特に民主主義社会では　人々の感情を揺さぶって専門性へ反抗させるのは簡単な事だ」

新型コロナやワクチンに際しても相変わらずの陰謀論とか・・・。

「専門家に反抗するというのは　ほとんどの場合良い広告戦略になるし」

そういうポピュリズム的な政治家は必ず一定数、存在しますね。まぁそういうタイプの選挙民が一定数いるって事の裏返しなんだろうけど。

「選挙の良いスローガンにもなる」

もしトランプが米大統領に復活したらの事を「もしトラ」って言うんだ、面白いけど笑えない。

「専門性に対する大衆迎合的な反抗を生かすのは魅力的なんだ」

単純な「わかりやすさ」に寄りかからないように自重しないと。

映像の世紀バタフライエフェクト「イギリス王室の百年　大英帝国の栄光と贖罪」

第一次世界大戦で敵味方に分かれて戦ったこの3人、全員ヴィクトリア女王の孫なんだって！へぇ。

（ニコライ2世はヴィクトリア女王の孫娘と結婚したので血のつながりは無い。吉村昭「ニコライ遭難」の彼だ。）

イギリスも大英帝国の栄光は無くなったにせよ、いまだに日本ではマクラーレンもロールスロイスもレンジローバーも作れんよなぁ・・・。

「パリは燃えているか」

なんでフランスが連合国側で勝ち組になっているのか、国連の常任理事国に収まっているのか、いまだによくわからんけど、ドゴールが相当うまく立ち回ったのか、対ソ的な力学バランスだったのか・・・。

「田中角栄　列島改造の夢と転落」

立花さん、若いねぇ。

立花さんが「文藝春秋」でスッパ抜いた時は大手メディアは黙殺、でもその後外国特派員協会で追及されたのがきっかけでようやく重い腰を上げるって、今回のジャニーズ性加害事件と全く同じ構図じゃんか。日本のマスコミ、学習しないねぇ。まぁ田中金脈問題が1974年じゃあ当時を知る人は誰もいないし語り継がれもしなかったか。

「塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち」

ガンジーの非暴力主義を米・キング牧師、フィリピンのアキノ氏、ミャンマーのスー・チー女史が受け継いだというストーリー。

まぁなぁ、彼らの偉大さはわかるけどさ、でも今の実際、ロシアとか中国とか北朝鮮とか、イスラエル・ガザの話はどっちがどうなのかよくわからなくなっちまったけど、の暴力的行為に対して非暴力で済むのかって考えると、何とも言えんよなぁ・・・。

ウクライナなんか「正義は勝つ」なんて楽観視できないでしょう、全く。なんだかなぁ・・・。

これも「ネガティブ・ケイパビリティ」、我慢強く抱えていくしかないんですかね・・・。