今朝の緊急地震速報は肝を冷やしました。

私はちょうど駅に着いたところ、クリーンステーション（ごみ集積所）をカラスが荒らしていたので追っ払おうと手に持っていた傘で鉄の柵を叩いた瞬間、速報のブザーが鳴り響いたので、何か違う警報器を作動させたかと思ってさらにビックリしました。

それにしてもまた能登地方で最大震度5強。東日本大震災の後は余震と夜中に鳴り響く緊急地震速報には私でも本当にナーバスになったから、能登の人の心中を察するとやりきれんですな・・・。

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今度はマツダでも形式指定申請における不正が発覚。ｦｲ

【過去生産車3車種について、衝突試験における試験車両の不正加工】

前面衝突時の乗員保護に対する認証試験において、エアバッグを車載センサーの衝突検知による自然起爆ではなく、外部装置を用いて時間指定で起爆させた試験実績があった。

って、ダイハツの事例と同じ？けっこう悪質なやつか・・・。ガッカリ。

対象は・・・、アテンザも入ってるじゃんか。(+o+)

アテンザ（商品改良モデル）

仕向け：日本

生産期間：2014年11月～2018年4月

生産実績：2万9547台

販売期間：2015年1月～2018年5月ごろ

販売実績：2万9505台

私が購入したのは2017年の10月、バッチリですな。

こちらでは対象車体番号も公表されています。どれどれ・・・、

「DBA-GJ5FW　200001以降」ハイ、該当！（ウチのは300×××）

それでこれってどうなるの？

こちらによると「再試験の結果、衝突時の保護性能は法規で定められた基準を満たしており、乗り続けても安全性に問題はないという。」って、本当に大丈夫かなぁ。にわかに信じがたい。

他のメーカーでも出荷停止になっている車種があるそうで。（こちら）

ヤマハ発動機（１車種）＝ＹＺＦ―Ｒ１

ヤマハって、バイクじゃんか。エアバッグや衝突時の話じゃないよね？

調べたら公式サイトがすぐヒットしました。「騒音試験：不適切な条件によるコンディショニング（試験準備調整）」だそうで。

（図表は日経新聞サイトより）

本当にもう、何を信じてよいのやら。日本のモノ作りも堕ちたねぇ・・・。

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前置きが長くなりました。

順序が後先になりますが、印象が薄れないうちに先に。

Moto Guzzi（モト・グッツィ）V7を試乗してきました。

御対面。黒いから小さく見えるな。

このお店（ユーメディア横浜新山下）、珍しく車両の出入り口が2階部分、雨だったり真夏はよさそうだけど、ちょっと暗いので写真は取りにくい。

試乗車のグレードは「Special Edition（スペシャルエディション）につき、真っ赤なリアサスのスプリングが目を惹きます。

無二の存在、縦置きVツインのシリンダーがカッコいいねぇ。

しかも今どき空冷よ？よく空冷で排ガス規制とか対応できるなと思います。

国産モデルが規制に対応できなくてバタバタ廃版に追い込まれたのに。やるじゃないか、イタリア。

Rタイヤのサイズは150/70-17、ってバイアスか？へぇ。タイヤ代助かるな。

どこかで聞いたことあるサイズだと思ったら、私が昔々乗っていたBandit400と同じじゃないか！なんか親しみを感じてしまいますな。ちなみにフロントは100/90-18というレトロなサイズ。

そして伊・Arrow社製のエキゾーストを装備（集合管ではないので、反対側にもアリ）

メーターパネルはモノクロ液晶。この手のパネルの例によって、特にタコメーター表示が見難かった。

跨るとこんな眺め。あ、メーター、左にオフセットしてるんだ。組付けミスじゃないよね？笑

上から見てもシリンダーヘッドがはみ出してる。

特に何かに当たるとか、フィット感に不都合は無し。

私の嫌いなバーエンドミラー装備だったのですが、左右への張り出しは抑えられているし逆に視界が腕で遮られるでもなく、絶妙の位置。これなら許せる。

ブレーキレバー、肉抜きがしてあってカッコいい上に位置の調整機構付き。イイじゃないか！

最初「２」の位置だったのですが近過ぎた。さらにブレーキ（320mm径シングルディスク）はブレンボ製対向ピストンの割にはタッチは柔らかめでストロークが大きく、握り込むと近くなり過ぎるので、「３」に調整すると今度は微妙に遠い。ちょっと調整の刻みが大き過ぎるよ。この詰めの甘さがイタリアン？

シートの足つき性はNC700Sと同等か少し悪め？シート高は780mmと低めなものの、シートの形状的なものか。

ハンドルはそれほど引き上げられていないので、上体は少しだけ前傾（私は腕が短いので）、違和感があったのはステップ位置。

見た瞬間、広いかと思ったけどそれより前後位置がだいぶ前なのに少し違和感。足を付く際は迷わずステップの後ろに下ろす感じ。

NC700Sは全然バックステップじゃないけど、それでも普通に足を下ろすとステップの前になる。

エンジンの始動性は良好、軽いクラッチを握り、1速へ。

うん、やっぱり手応え（足応え？）が無いな。9年前に（たぶん、前の型）に試乗した時の印象と同じです。

あちゃ、やっぱり相変わらずボンヤリしたバイクなのかなと思いつつ、スタート。

走り出してからのシフトタッチは、9年前の型よりは普通でひと安心。フライホイールマスが大きいのか、大きくはない（軽くもない＝車両重量 218 Kg）車体の動きは落ち着いた雰囲気。

ステップが前の方にあるので必然的にシートにドッカリ座って後ろから操る感じ、フロントは18インチだし、更にマッタリ感を醸し出します。

少し慣れてくると見難いモノクロ液晶のメーターパネルを見る余裕も出てきますが、だいたい2,000回転前後を使っていると、コロコロッとしたまろやかな鼓動感があって、いい感じ。

NCシリーズ同様、クルマの流れでタラタラ走っていてもイヤにならない、攻撃性の極めて希薄なバイクです。

天気も良かったのですが、エンジンの熱気もほとんど感じなかったし、今回の印象は総じて悪くなかったですね。

欲を言えばもう少し高い速度域で縦置きクランクならではの直進安定性を感じてみたかったけど。

ただまぁ、まだ私には早いかな。もう少し、レスポンスよく反応してくれる方が楽しい。この辺の微妙な「あんばい」が難しいよね。(^^;

ショールームにはスポークホイール装備の「スペシャル」も展示中

この角度で見るとキャスター角がえらく寝てるように見えるけど、確認したら28度。

NC700Sの27度よりまだ寝てるし、ホンダ・レブルシリーズと同じだから、寝てる事には間違いない。（ちなみにGSX-8Sは25度）

これまたレトロな2眼アナログメーター装備。でもコレが見やすくていいよね。

スペシャルにはグラブレール装備。旅に出たくなるようなバイクなのに、さっきのSEや奥の「STONE」グレードのリアシート回りには荷かけフックの類が一切無くて意外だった。

装備的には「スペシャル」が魅力的だけど、ベーシックな「STONE」で選べる黄色はカワイイ。

リアがカチ上がっていない、水平基調のスタイルが好き。クルマもバイクも。

そういやシャフトドライブだったね、というくらい、違和感は無かった。えぇ鈍いので。発進時や加速時に多少、後ろが踏んばる感じがあったかな。あと止まっている時に空ぶかしすると車体が右に傾くけど、走行中は全く感じない。

タイヤはダンロップの「アローマックス・ストリートスマート」もっと細かいパターンの方が似合いそう。

このタイヤってDL国内向けのラインナップに無いのね。交換時はどうするの？

ガソリンタンクは今どき珍しい、21Lという大容量。

ユーメディア横浜新山下さん、ありがとうございました。

こないだGSX-8Rとデイトナ660を試乗した湘南のお店はプロテクター入りのジャケットを着ていても、上からエアバッグベストを装着して下さいとか、試乗自体は無料だけど1,000円寄付してくれとか色々ご要望があったけど、この日はどちらも無し。同じ会社でもずいぶん違うのね。

アプリリアにもこんな660、ミドルクラスの車種があるんだ。

奥の「Tuono 660」ならアップハンでポジションもきつくなさそうだけど、バイク自体は元気印なんだろうなぁ。見た目も派手で50過ぎのオジサンには厳しいか。(^^;

「2りんかん」にはショウエイのニューモデル、GT-AIR3が展示中。

私がこないだ買った「2」よりこころもち、シャープで小さくなったような？

それにしても8万オーバー！もはやムリ！

インナーバイザーの開閉ノブのある左側はともかく、右側にもあるこの出っ張りは？

GT-AIRに比べるとZ-8は小さくてシュッとしていて小顔、カッコいいよね。軽いし。

この「SHEEN」というグラフィックモデル、ブルーが実にキレイ。

でもこれも7万超か、値段上がったね・・・。

駐車場に戻ってくるとモトグッツィV7、スポークホイールなのでスペシャルですかね。レザーのサイドバッグでぐっとクラシックな雰囲気になりますね。やっぱり私にはまだ早そう。まぁ、本来50過ぎれば立派な大人、こんなのを乗りこなしてもいい歳の筈だけど、私の場合は何せ精神年齢が。(^^;

（iPhone12）