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宮脇俊三「最長片道切符の旅」

帰宅時の電車の中、亡くなった西村さんを悼んでウォークマンでシングライクトーキングを聞いていたら、突然、再生が止まりました。
うっかり操作ボタンを触ったかと思いきや、フリーズ状態で操作を全く受け付けず。こんなの初めてだなぁ。
帰宅後に爪楊枝で「Restart」スイッチを押したらすぐに復活したからよかったけど。

ウォークマン、買ったのは・・・、2016年か。ボチボチ調子悪くなっても無理ないね。(^^;

 ・・・

イスラエル、今度はイランを先制攻撃、何を考えてるんだ?

・・・

宮脇俊三「最長片道切符の旅」
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99%、本を読んでるのは通勤時の電車の中。
でも今回ばかりは自宅でパソコンの画面にGoogleマップを広げながら読んだら楽しさ倍増だと思った。
まぁ、幸いにも私は沖縄県以外の都道府県は全て行った事があるので、読んでいると出てくるのはだいたい覚えのある地方と地名だし、雰囲気も思い出しながら楽しめました。

まず「最長片道切符」って何よ?って話ですが、
宮脇俊三「最長片道切符の旅」_e0045768_22252708.jpg
北海道の広尾駅から鹿児島県の枕崎駅までを一方通行・一筆書きで、可能な限り長い距離で走破しようというもの。
いや、すごいことを考える人がいたもんだねぇ。でも決して本書の宮脇俊三氏の発明でもなく、先達もいたらしく。
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「国鉄」営業キロによる乗車距離は鉄道が13,118.4キロ、連絡船が201.0キロの計13,319.4キロ、
通過した駅は3,186駅、運賃(乗車券のみ)は65,000円、乗車券の通用期間は68日という、どれもがベラボーな旅。
どんな切符なんだろうと思ったら表紙のコレが切符なんだ。
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JRの駅だと最初に乗る駅のエリアでしか発券できないと断られて、旅行代理店で対応してもらったとか。
このビッシリ押されたスタンプは途中下車印だそうで。そんなのがあるんだ。

昭和53年の話だから、今やろうと思うとどのくらいかかるんでしょうね。
もっとも、本書の旅も一度にまとめて乗った訳でなく、何日か乗っては自宅に戻り、また途中から再開するという事の繰り返しだから実際の運賃はもっとかかってるし、宿泊費や食事代も入れると今だとホテルも高いし100万じゃきかないかな?それでも時間さえあればこれほど贅沢な旅もないのかもしれない、もしかしたら。

それに、昭和53年と比べたらローカル線は相当、廃止されてるよね。そう思ってJRのサイトで確認したら
宮脇俊三「最長片道切符の旅」_e0045768_22375089.jpg
そら見いや、そもそも出発点の広尾線が廃止されてるし、道東も厚岸まで行くと同じ路線を戻るしかなくなっちゃうから東釧路までしか行けないし、何より道北は一本しか無くなっちゃったから新旭川から先には行けない。本書で6日近くを要した北海道は半分くらいで済んじゃいそうな気もするけど、一方では残ってる路線も本数も減っていて乗り継ぎが絶望的に悪化していて、時間は同じくらいを要したりして。
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私が住んでる辺りは通らなかったらしく。
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備後落合から木次線に乗ったんだ。
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乗り継ぎはよかったみたいなんだけど、いったん下車した?

木次線、私も乗ったことがあります。氏とは反対、宍道から備後落合方向ですけどね。
広島から松江に引っ越してすぐ、広島の寮に残していたバイク(FZR1000)を取りに行くのに使いました。
高速バスで行けば早いし安いし便利なのはわかっていたのですが、一度くらいは乗ってみるかと思って。
思った通り時間はかかりましたが、列車旅はたっぷりと楽しめて、悪くなかったですね。

備後落合からは宍道→江津→福山へ。このルートだって、三江線が廃線となった今では成立しない。
宮脇俊三「最長片道切符の旅」_e0045768_22292083.jpg
福山から三原はすぐですが、実はその間に岡山に戻って宇野から四国に渡り、松山から仁方に連絡船で渡っているのですが、この路線も今はない。
可部線は三段峡まで通っていたけど行き止まりだから使えないよね。
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カバーを外すとそこには国鉄型列車たちが。懐かしい。

著者の宮脇俊三さん、これまた文章がうまいのね。
列車の中から見た景色にその土地の風土や歴史を絡めたり、列車で乗り合わせた人たちを活き活きと描写したり。適度なユーモアも交えつつ、文章が冗長にならないのが本当にすごい。
日帰りで出掛けた日記を2日も3日もかけてダラダラ記述している私に爪の垢を分けて欲しいくらい。

どんな人だったんだろうと思って調べたら、Wikipedia(こないだ少しだけ寄付しちゃったもんね)にえらい詳しく出ていました。
勤めを辞めて時間ができたので旅に出たってあったけど、なんだ、中央公論社で編集の仕事をしていたんだ。ある意味、プロの作家以上にプロじゃんか。どうりで。
辞める前には常務取締役まで上り詰めていたそうで、優秀な方だったのね。
大正15年の生まれ、渋谷駅で生きているハチ公を見たことがあったそうで、へぇ。

短い文章で伝えたいことを伝えることほど、難しいことは無いよね。
個人のブログやサイトでなら、いくら長くてもダラダラ過剰でも問題ないけどさ、日経ビジネスオンラインの「松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」」とか本当に長くて衒学的でめんどくさい。
しょせんオダジマさんの代わりにはならんよ、1年もすれば打ち切りじゃろと思っていたら案外好評なのか続いているようで、よくわからん。
今のところは職場で他の日経系のいくつかのサイトと一緒くたにして業務に必要ということにしてるけど、今の立場と変わったらまっさきに止める候補。


by t_bow2002 | 2025-06-13 22:55 | 読書 | Comments(0)


バイク、車、鉄道、スキー、写真など話題はとめどなく拡散。H23春、広島から大船に転居。


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