日経平均株価は自民党・高市総裁の就任を好感して爆上がり、本日の終値は4万7,950円。

こないだ4万超えて騒いでいたばかりなのに。

上がるのが株価だけならいいけれど、そうはきっとイカのナントカ。

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新型プレリュード、600万を超えるという高価格にもかかわらず、想定を超える売れ行きだそうで。

世の中景気がいいねぇ。

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人生、銭カネより大切なものがあるけれど、ある程度は無いと困るしねぇ。成長を追い求めるが故のひずみも地球規模でもはや限界、

江戸時代の社会・経済がヒントになるのかも？

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藤沢周平「逆軍の旗」

江戸時代より前、明智光秀の話。

藤沢周平がどのように描いているのか、非常に楽しみに読んだのですが、結果的には期待外れでガッカリ、何ら独自の視点の提示も解釈も無かった。

だいたい短すぎるよね、その話だけで一冊なのかと思ったら短編で、始まってすぐに謀反の決意を固めてるし、終わり方も中途半端な感じだし。

やっぱり信長に対する感情の動き・変化という部分を描かないと深みが出ないと思う。

なんだろうな、今読むからそう思うだけで、出た当時としては新しかったのか？

初版は・・・、1976年！　50年近く前か、けっこう昔なんだ。それにしても三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」も1975年に出てるしなぁ。

駄作までは言わないにせよ、凡作ではあるのではないでしょうか。

他三編は

「上意改まる」→理不尽

「二人の失踪人」→仇討の話、吉村昭っぽい

「幻にあらず」→上杉鷹山の前日譚でしょうか。

どれも私がこれまで読んだ氏の作品よりリアリティがあって、それはそれで面白いんだけど、でもやっぱり藤沢周平はフィクション・おとぎ話っぽいのが魅力な気もした。