新型フォレスター試乗
新型フォレスターを試乗してきました。
全幅1780mm、前高1675mmとひとまわり大きくなったボディ、
スパークシルバーの車体色とも相まってボリューム感たっぷり。
うわ、でか!って感じです。
サッシュレスをやめたドアガラスなど全体的に個性が薄まった感もあり、
パッと見はどこのメーカーの車か分かりませんね…。
ディーラーのセールス氏は後席や荷室が広くなったメリットを強調しますが、
失ったものもある気がします。
まずはターボつきの2.0XTから試乗。
標準状態で257万2,500円也(4AT)
プッシュスタート(※オプション)でエンジンを始動。
エンジンが遠くにあるような静粛性は旧型からの明らかな向上点。
走り出してもエンジンノイズが高まる事はなく、ロードノイズが多少、耳に付くくらい。
(225/55R17のタイヤは大きすぎますね。ドタドタ感あり。)
バイパスに入ってターボが効くと十二分な加速力を発揮します。
ターボラグもほとんど気にならないし、高回転までスムーズに回ります。
32.5kg・mのトルクをもってすれば4速オートマのワイドさも気になりませんね。
“SI-DRIVE”を試してみました。
スポーツ・シャープモードにすると明らかにピックアップが鋭くなります。
かと言って過剰な事はないし、むしろアクセル操作に対するタイムラグが短くなるので、私はいつもこれでいいかな、という気もしました。(渋滞路は試していないけど。あと、燃費との兼ね合いと…。)
インプレッサのターボ系、STIやS-GTともよく似た、どっしり感、厚み感のようなものがあります。大人になった感じですかね。
ただ、やっぱり車体幅は広すぎるかな。
狭い道ではちょっと自信が持てませんでした。
続いてノンターボの2.0XS(4AT 220万5,000円)がベースの
「プラチナレザーセレクション」。
こちらは260万9,250円と40万円アップで私のレガシィ(2.0i B-SPORT LIMITED)より高価格となります。
本革シート、豪華だけど滑るから私は嫌い…。
この2.0XS、新型のDOHCエンジン搭載という事で、非常に気になっていました。
レギュラーガス仕様のままで出力向上、素晴らしい!
(140ps/5600rpm→148ps/6000rpm、
19.0kg・m/4400rpm→19.50kg・m/3200rpm)
特に、トルクが低回転から出ているのが良さそうです。
期待しながら加速していくと…、
全然わからんな。
レガシィ2.0iより重い車重(2.0XS-PLは1490kg)のせいか、新車で当たりの付いていないエンジンのせいか、むしろもっさりとした加速。
やっぱりカタログスペックではわからんなぁ。
いつもの山道に持ち込みましたが、上り坂では4速ATも厳しいです。
1速では吹け切ってしまうが、2速ではパワーバンドに入らないという状況がしばしば。
クロスミッションが欲しいなぁ。
ただ、平坦地を普通に走っているときには全く不足は感じません。
レガシィ以上にシフトマナーも洗練されて、いつシフトしたかわからないくらい。
反面、期待以上に楽しめたのがハンドリング。
先ほどのXTで流しているときにはドタバタしたバネ下の重さを感じたのですが、
コーナーでは実にスムーズな、素直な回頭性をみせてくれます。
タイヤサイズは225/55R17という大きなものですが、銘柄がジオランダーというグリップがあまり高くないものであることが奏功しているのかもしれません。
スキール音がする手前までペースを上げてみましたが、タイヤの変形具合など全ての車体の挙動が把握しやすく、自信を持ってコーナーに入ることができます。
走り始めは大きく感じたボディがどんどん小さくなっていく、と言ったら言い過ぎでしょうか。
心配だった電動パワーステアリングも全く気になりませんでした。OKでしょう。
(ターボのXTは油圧。全然違い分からなかった…。)
スバル初(?)のVDCも装備されたりと、まずまずの仕上がりではないでしょうか。
これでATさえ、5速だったらなぁ・・・。
日産のX-TRAIL(エクストレイル)とがっぷり四つでしょうかね。
比較してみると、車体の寸法やスペックもよく似ています。
X-TRAILはかなりアウトドア、オフロードイメージを強く打ち出した(やり過ぎ?)広告を打っていますが、実際にできる事、レベルはそんなに違わないのでは、なんて気もします。
実は最低地上高はフォレスターの方が高かったり(日産の200mmに対して215mm)するし。
エクストレイルの試乗は街中をだけだったのでもう一つ、よくわかりませんでしたが
スキーの脚としてはどちらも良さそうです。
帰りにお土産をいただきました。
フォレスターのプルバックカーです。
ブサイクな「サイドアンダーミラー」や、私の嫌いな「ルーフアンテナ」まで再現されており、なかなかの出来です。
色を選ばせてもらえたので、当然ここは私のレガシィの車体色「ニューポートブルー・パール」で決まり!
(もうなくなるかと思ったら、フォレスターでも採用されてたんだ。売れるのかな…。)
全幅1780mm、前高1675mmとひとまわり大きくなったボディ、
スパークシルバーの車体色とも相まってボリューム感たっぷり。
うわ、でか!って感じです。
サッシュレスをやめたドアガラスなど全体的に個性が薄まった感もあり、
パッと見はどこのメーカーの車か分かりませんね…。
ディーラーのセールス氏は後席や荷室が広くなったメリットを強調しますが、
失ったものもある気がします。
まずはターボつきの2.0XTから試乗。
標準状態で257万2,500円也(4AT)
プッシュスタート(※オプション)でエンジンを始動。
エンジンが遠くにあるような静粛性は旧型からの明らかな向上点。
走り出してもエンジンノイズが高まる事はなく、ロードノイズが多少、耳に付くくらい。
(225/55R17のタイヤは大きすぎますね。ドタドタ感あり。)
バイパスに入ってターボが効くと十二分な加速力を発揮します。
ターボラグもほとんど気にならないし、高回転までスムーズに回ります。
32.5kg・mのトルクをもってすれば4速オートマのワイドさも気になりませんね。
“SI-DRIVE”を試してみました。
スポーツ・シャープモードにすると明らかにピックアップが鋭くなります。
かと言って過剰な事はないし、むしろアクセル操作に対するタイムラグが短くなるので、私はいつもこれでいいかな、という気もしました。(渋滞路は試していないけど。あと、燃費との兼ね合いと…。)
インプレッサのターボ系、STIやS-GTともよく似た、どっしり感、厚み感のようなものがあります。大人になった感じですかね。
ただ、やっぱり車体幅は広すぎるかな。
狭い道ではちょっと自信が持てませんでした。
続いてノンターボの2.0XS(4AT 220万5,000円)がベースの
「プラチナレザーセレクション」。
こちらは260万9,250円と40万円アップで私のレガシィ(2.0i B-SPORT LIMITED)より高価格となります。
本革シート、豪華だけど滑るから私は嫌い…。
この2.0XS、新型のDOHCエンジン搭載という事で、非常に気になっていました。
レギュラーガス仕様のままで出力向上、素晴らしい!
(140ps/5600rpm→148ps/6000rpm、
19.0kg・m/4400rpm→19.50kg・m/3200rpm)
特に、トルクが低回転から出ているのが良さそうです。
期待しながら加速していくと…、
全然わからんな。
レガシィ2.0iより重い車重(2.0XS-PLは1490kg)のせいか、新車で当たりの付いていないエンジンのせいか、むしろもっさりとした加速。
やっぱりカタログスペックではわからんなぁ。
いつもの山道に持ち込みましたが、上り坂では4速ATも厳しいです。
1速では吹け切ってしまうが、2速ではパワーバンドに入らないという状況がしばしば。
クロスミッションが欲しいなぁ。
ただ、平坦地を普通に走っているときには全く不足は感じません。
レガシィ以上にシフトマナーも洗練されて、いつシフトしたかわからないくらい。
反面、期待以上に楽しめたのがハンドリング。
先ほどのXTで流しているときにはドタバタしたバネ下の重さを感じたのですが、
コーナーでは実にスムーズな、素直な回頭性をみせてくれます。
タイヤサイズは225/55R17という大きなものですが、銘柄がジオランダーというグリップがあまり高くないものであることが奏功しているのかもしれません。
スキール音がする手前までペースを上げてみましたが、タイヤの変形具合など全ての車体の挙動が把握しやすく、自信を持ってコーナーに入ることができます。
走り始めは大きく感じたボディがどんどん小さくなっていく、と言ったら言い過ぎでしょうか。
心配だった電動パワーステアリングも全く気になりませんでした。OKでしょう。
(ターボのXTは油圧。全然違い分からなかった…。)
スバル初(?)のVDCも装備されたりと、まずまずの仕上がりではないでしょうか。
これでATさえ、5速だったらなぁ・・・。
日産のX-TRAIL(エクストレイル)とがっぷり四つでしょうかね。
比較してみると、車体の寸法やスペックもよく似ています。
X-TRAILはかなりアウトドア、オフロードイメージを強く打ち出した(やり過ぎ?)広告を打っていますが、実際にできる事、レベルはそんなに違わないのでは、なんて気もします。
実は最低地上高はフォレスターの方が高かったり(日産の200mmに対して215mm)するし。
エクストレイルの試乗は街中をだけだったのでもう一つ、よくわかりませんでしたが
スキーの脚としてはどちらも良さそうです。
帰りにお土産をいただきました。
フォレスターのプルバックカーです。
ブサイクな「サイドアンダーミラー」や、私の嫌いな「ルーフアンテナ」まで再現されており、なかなかの出来です。
色を選ばせてもらえたので、当然ここは私のレガシィの車体色「ニューポートブルー・パール」で決まり!
(もうなくなるかと思ったら、フォレスターでも採用されてたんだ。売れるのかな…。)
by t_bow2002
| 2008-01-15 23:01
| 車
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Comments(0)
バイク、車、鉄道、スキー、写真など話題はとめどなく拡散。H23春、広島から大船に転居。
by t_bow2002
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