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カテゴリ:読書( 86 )

熊谷達也「相克の森」

被災地に 今日も無情の 雨が降る降る

日本は世界で最も美しい、自然に恵まれた国の一つだと思いますが、この国で暮らしていく以上、時に厳しい自然と共生していかねばならないのでしょうね。

 ・・・

熊谷達也「相克の森」
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熊を撃つマタギ、森の話です。
現代文明とマタギ文化・熊との共生(という紋切り型の表現もまた、本作のテーマ・問題提起であるのですが)は果たして可能なのか?

難しい問題ですね。私もスポーツバイクと言う生産性の低い無駄なものが大好きですが、必要ない、無くても生きていけるというだけで否定されたくはありません。

536ページというボリュームですが、歯切れのよい文章でテンポよく読ませるので、あっという間でした。
登場人物が少々類型的なきらいはありますが、なかなかの力量、初めて読んだ作者でしたが、違う作品も読んでみたいと思いました。



by t_bow2002 | 2019-10-18 23:32 | 読書 | Comments(0)

安曇潤平「黒い遭難碑 山の霊異記」

今日はパソコンの調子が非常に悪い。
起動も遅かったしなんかずっとハードディスクが動いている雰囲気がある。

台風19号の停電で異常終了したせいで故障したか?
まだ新品なのに・・・。

 ・・・

安曇潤平「黒い遭難碑 山の霊異記」
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山に行けないので山の話を読んでみました。
山に行きたくなくなるような怖い話ばっかりだったけど。(^^;

最初の「顔なし地蔵」は読んだ事があったので「またやっちまったか?!」と思いましたが、それ以外は初めてだった。

遭難しないように気を付けて山を楽しみましょう。



by t_bow2002 | 2019-10-16 22:34 | 読書 | Comments(0)

池上彰「そうだったのか!現代史パート2」

池上彰「そうだったのか!現代史パート2」
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「わかりにくいもの」は無理にわかりやすくせず、わかりにくいものとして「置いておく」しかないという態度も時にはアリだと思いますが、池上さんは無理せずわかりやすく(そして偏りなく)解説してくれて、本当に大したものだ。これだけのビッグネームになっても生きている記者魂。

でも一冊読んで現代史を学んでスッキリするかと思いきや、読み進むほどに憂鬱な気持ちに。(池上さんのせいじゃないですよ。)

結局、世界の戦争や紛争、いさかいや混乱って、大国や旧宗主国のエゴが原因・遠因となっている事が多いんですよね。その結果として苦しむのは貧しい、弱い立場の人たち。なんだかなぁ・・・。



by t_bow2002 | 2019-10-14 19:22 | 読書 | Comments(0)

浅田次郎「沙高樓綺譚」

「猛烈な」台風19号、三連休に直撃コース確定ですか・・・。

ラグビーW杯の試合、どうなるんじゃろか?

 ・・・

リチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰さん、
ノーベル化学賞、おめでとうございます。ヽ(^o^)丿

 ・・・

浅田次郎「沙高樓綺譚(さこうろうきたん)」
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疲れ気味の時、あまり頭を働かせたくない、受け身の気分の時は浅田次郎が読みたくなります。なぜか。

今回も安定の面白さ。手練れだなぁ。

逆に元気のある時は知らない作者のを読みたくなります。



by t_bow2002 | 2019-10-09 22:04 | 読書 | Comments(0)

「鎌倉ミステリー傑作選」

朝は大雨、昼はカンカン照り。
明日は30度超えの予報、もう勘弁して。

 ・・・

「鎌倉ミステリー傑作選」
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確かに知ってる場所・地名が出てきて「あぁ、あの辺の事だな。」と親しみは持てましたが、肝心のトリックやストーリーが雑、というか今の時代には合わなさ過ぎて、ちょっと入り込めなかった。
まぁ昔の話だから仕方ないんだろうけど、残念。


by t_bow2002 | 2019-10-04 22:57 | 読書 | Comments(0)

井沢元彦「逆説のニッポン歴史観」

10月、下半期突入。カレンダーも薄くなりました。早いなぁ。
朝晩は涼しくなったけど、日中はまだ蒸し暑いので、昨日からのネクタイがうっとおしい。

 ・・・

カープの緒方監督、退任ですか。
最後はBクラスに終わりましたが、5年で3度のリーグ優勝は立派な成績と思います。

 ・・・

井沢元彦「逆説のニッポン歴史観」
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逆説の日本史シリーズは読み物としては面白いですけどね。

この本がどんな内容なのかは何となく予想できたけど、自分と違う考え方を知ることも必要だしブックオフで108円だったし、まぁいいやと読んでみたのですが、想像以上のアレ加減、読むに堪えなく途中から斜め読み。

まぁ氏が目の敵にする朝日新聞にもいろいろ問題はあるにせよ、氏の視野も狭過ぎ・偏り過ぎ・凝り固まり過ぎ、歴史修正し過ぎかと。

同じような事が何度もくどくど出てくるなぁと思ったら、SAPIOって雑誌に連載されたコーナーの寄せ集めなのね。どうりで。



by t_bow2002 | 2019-10-02 21:56 | 読書 | Comments(0)

朝吹真理子「きことわ」

広島カープ、絶対に負けてはいけなかった最終戦、負けてるし。(+o+)

 ・・・

文化庁、あいちトリエンナーレで補助金の全額不交付を決定、ですか。

もうこの国は間違いなく全体主義、復古主義に向かってますね。
こないだの「ふるさと納税」の騒ぎにしてもそう。国家権力に逆らうとこうだよ、と。
カネは出しても口は出さないのが文化芸術の振興、国家パトロンの役割じゃないの?

若い人たちが「それでもいい、現政権支持」と言うなら、先にいなくなる中高年がどうこう言っても仕方ない気もするけど、気づいたときには遅いのかもよ?

 ・・・

朝吹真理子「きことわ」
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この人の小説は初めて読んだけど、いや~、よかったな。

こんな表現、言葉が日本語にあったんだ!という驚きの連続、実に豊かな言葉の世界。
久し振りにストーリーと関係なく、文章・言葉を純粋に味わい、楽しむことができました。

この文章そのものを楽しむ感じ、それ以外は違うかもしれないけど、川上未映子さんにも通じる気がします。

優秀な部下クンはビジネス書を読み漁っているそうですが、ダメな上司は小説三昧。(^^;



by t_bow2002 | 2019-09-27 22:40 | 読書 | Comments(0)

三浦綾子「自我の構図」

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三浦綾子「自我の構図」

下手に才能が有ったり女性にもてたりすると家庭崩壊、不幸になる、って話ですか?
才能もなければ女性にももてない我が家は平穏無事、ヽ(^o^)丿ヤッホイ

ダメだコリャ。

いや人間というのはいずれにせよ、罪深いものなのですね。



by t_bow2002 | 2019-09-13 21:46 | 読書 | Comments(0)

童門冬二「小説 上杉鷹山」

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童門冬二「小説 上杉鷹山」 ※計算したわけじゃないけどほぼ実物大。

これはもう、時代小説の形を借りた現代の企業再建物語。
(本来の意味での)リストラクチャリング、産業振興、冗費削減、そして何より教育政策をはじめとした人材育成。

いや、江戸時代に偉い人がいたもんだな。

本編だけで659ページというボリュームですが、話が面白いし文章が非常に平易なため、あっという間に読了。
むしろ会話表現、平易過ぎでは?あの頃の米沢の人達があんな言葉遣いをしていたとは思えませんが、ま、細かいことは気にするまぁか。

昔、私も経営状況の思わしくない関連法人にいた頃、少しでも状況を改善させようと当時の上司(同じく出向組)と二人で悪戦苦闘していたものですが、上杉鷹山やその支持者たちに比べれば全くぬるかったな。(^^;



by t_bow2002 | 2019-08-30 22:53 | 読書 | Comments(0)

加藤典洋「戦後入門」

今日は終戦の日。

NHKスペシャル「全貌 二・二六事件 ~最高機密文書で迫る~」を観ました。

今回新たに発見された海軍の極秘文書により、新事実が明らかになったとの事。
蹶起を海軍は予め詳細につかんでいたって、マジかよ。
知ってて止める動きをしなかったって事は、クーデターに乗じて自分たちの権益も拡大を目論んでいたとか、そんなでしょうか?
全く油断も隙もないな・・・。

芝浦沖に主力艦隊を移動させておき、いつでも国会議事堂を艦砲射撃できるように準備していたって、エグイ話だな。
その後どうするつもりだったんだろう。ま、どうせ大した展望もなかったのかな。
だいたいにおいてあの戦争も「大義」なき戦争だったらしいし。

いずれ、今から80年後に極秘文書が発見されて新事実が明らかになる、なんて事はないんでしょうね。
大事な書類みんな改ざんして廃棄しちゃうんだから、この国は。

 ・・・

広島の優勝争いも既に終戦状態ですかね。
地元三連戦だった巨人戦での負け越しが痛かった。
相変わらず、ここぞというところで弱い広島。残塁大杉。

残り32試合(なんで本拠地がドームの巨人がリーグ最多の36試合も残ってるんだろう?)で4.5ゲーム差。
ま、最後まで諦めずに頑張りましょー。

 ・・・

毎年なんとなくこの時期は戦争に関する本を読んでいます。
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今年はこれ、加藤典洋「戦後入門」

「わたしたちよ、これでいいのか?」

こないだ観た映画「新聞記者」でも主人公の女性記者が問いかけていました。
「それでいいんですか!?」って。

新書ですが堂々の635ページ(あとがき含む)。
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もうビンビンに立っちゃいます。
いまだに「立つ給料袋」ってのは見たことありませんが。

内容云々の前に、けっこう読みにくくて苦戦しました。
ボリューム故もありますが、けっこう文章にクセがある。

一つの文が長いという事もあるし、主語がなかったり、この部分が後の方のどこにかかっているのか、ここは一体どこを受けているのか、途中で迷子になって冒頭に戻ることがしょっちゅう。文章が「ねじれ」てないか?

「レ点」「一二点」打ってくれよ。漢文みたいに。
えぇ、すみませんね。自分の読解力・読書力の無さを棚に上げて。

喉につっかえるのを必死で飲み下して読み終え、「あとがき」を読んでいたら、
「たぶん私の書いた本で一番読みやすいだろう。すぐに読めてしまうだろう。」ときた。(+o+)

「戦後」を総括し、新しい時代に向かうためには世界の先陣を切って国連主義に立ち返る、立脚する必要がある、という主張。

書かれたタイミング(2015年)を考慮するにしても、昨今の我が国の惨状は言うに及ばず、世界中、右を見ても左を見ても自国第一主義、ポピュリズムの嵐が吹き荒れる中、そんな理想論・夢物語を言われてもなぁ、だいたい国連っていまだに戦勝国の枠組みのままじゃんか、どこが公正・中立なんだよ、そんな連中に委ねられるかよ、と興覚め感もありましたが、最後まで読み切ると、確かに「その道しかない」気もしてきました。(洗脳された?)

そうだよなぁ、今更だけど「憲法改正」と言っても「復古型国家主義」者たちが言う「右折の憲法改正」だけとは限らないんだよなぁ。
フィリピンはアメリカと正面から交渉して基地を撤去したって言うし、本当に海兵隊がいまだに沖縄にいる必要があるのかって議論もあるし。

こんな世の中・世界だからこそ、臆することなく正論を掲げる意味があるかもしれません。
確かに読んだ後に少し、世の中を見る目が変わりました。

しかしアメリカ、自国を正当化するために日本の最高裁判決まで捻じ曲げたのか。
すごいな、つくづく。そりゃ鳩ポッポ総理なんかひとたまりもなく吹っ飛んじゃうよね。

昨年末に読んだ「ベアタ・シロタ・ゴードン(平岡麿紀子:構成・文)『1945年のクリスマス』」だけだとアメリカのダークサイドは全然、見えなかった。でもあれも決して嘘ではなく、「『覚醒』の火花(イスクラ)」だったんだろうけど。

三度目の「覚醒と『回心』」はあるのでしょうか?



by t_bow2002 | 2019-08-15 22:28 | 読書 | Comments(1)


バイク、車、鉄道、スキー、写真など話題はとめどなく拡散。H23春、広島から大船に転居。


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